論功行賞

読み

ろんこうこうしょう

意味

功績を評価して報賞を与えること

由来

この故事は、『史記』に記された、漢の高祖・劉邦の治世における功臣への褒賞制度に由来する。「論功」は功績を評価することを、「行賞」は褒賞を与えることを意味する。劉邦は天下統一後、功臣たちの功績を詳しく調べ、それに応じて爵位や領地を与えた。この制度は、その後の王朝でも重要な統治原則として継承され、人材の登用と褒賞の基準として確立された。特に、公平な評価と適切な報酬の重要性を説く際の代表的な表現として広く使われるようになった。

使用例

年度末の人事評価では、論功行賞の原則に基づき、公正な昇進と昇給が実施された。

時代

前漢(紀元前206年〜8年)

出典

史記

カテゴリー

政治・統治

難易度

中級

スポンサーリンク

他の故事成語を調べる

鴻鵠の志

大きな志や抱負。

指鹿為馬

事実を歪めて伝えること。また、権力者におもねって真実を曲げること。

百家争鳴

多くの学者や思想家がそれぞれの説を主張し、活発に議論すること。

出処進退

官位に就くか退くかの判断

登竜門

出世や成功するための関門。重要な試験や機会のこと。

巧言令色

うわべだけが美しく、内実の伴わない言動。

画蛇添足

余計な事をして、かえって物事を台無しにすること。

一敗塗地

完全に敗れて立ち直れないほどの大敗を喫すること。

鶏口牛後

小組織の長となる方が、大組織の末席にいるよりも良いということ。

生殺与奪

生死や物事の権限を自由にできること