となんのつばさ
大きな志を抱いて南方へ飛び立つこと
この故事は、『荘子』の逍遥遊篇に記された比喩表現に由来する。「図南」は南方を目指すことを、「翼」は翼を意味する。荘子は、大鵬という想像上の巨大な鳥が南の果てまで飛翔する姿を描き、大志を抱いて遠大な目標に向かって進む人の姿勢を表現した。南方は中国古代において理想郷とされ、そこへ向かう翼は高い志を持って理想を追求する象徴とされた。特に、世俗の束縛を超えて自由に理想を追求する精神を表す言葉として広く使われるようになった。
若き起業家は図南の翼を得て、新たな市場の開拓に乗り出した。
戦国時代(紀元前475年〜紀元前221年)
荘子
人間関係・処世術
上級