きょうしゅぼうかん
手をこまねいて何もせず、成り行きを見ているだけであること。
『史記』などの古典に見られる表現で、「拱手」は両手を組んで何もしない様子、「傍観」は傍らで見ているだけの意味。当時の為政者や知識人の無責任な態度を批判する際に使われた。特に、重要な局面で行動を起こさず、ただ状況を見守るだけの消極的な態度を非難する際に用いられる。この言葉には、社会的責任から逃避することへの強い批判が込められている。
環境問題が深刻化する中、先進国の多くは拱手傍観の態度を取り続け、具体的な対策を講じていない。
前漢時代(紀元前202年~8年)
史記
道徳・倫理
上級