とういそくみょう
その場の状況や相手の意図をすぐに理解して、適切な対応をすること
この故事は、唐代の詩人・李白と杜甫の逸話に基づいている。二人は長安で出会い、互いの詩才を認め合った。ある時、李白が即興で詩を詠み始めると、杜甫はすぐさまその意を汲んで見事な和韻の詩を返した。この様子を見ていた人々が「当意即妙」と称賛したことから、この言葉が生まれた。両者の詩才と機転の素晴らしさを表現した故事として、後世に伝えられている。当時の文人たちの間で重視された即興の才と、相手の意図を瞬時に理解して適切に応じる能力の大切さを示している。
ベテラン通訳者は、話者の意図を瞬時に理解し当意即妙な訳出で会議を円滑に進行させた。
唐代(618年〜907年)
唐詩紀事
学問・教育
上級