はくめんしょせい
学問はあるが実務経験の乏しい若い知識人
この故事は、『宋史』に記された、宋代の科挙官僚に対する評価に由来する。「白面」は若々しい顔色を、「書生」は学問に励む者を意味する。特に、朱熹は『朱子語類』で、実務経験のない若い官僚の問題点を指摘する際にこの表現を用いた。科挙制度の発展により、若くして高い官位に就く者が増えたが、実践的な経験不足が問題視された。この表現は、単なる若さや経験不足を超えて、学問と実践のバランスの重要性を説く教訓として使われるようになった。特に、実社会での経験の大切さを説く文脈でよく用いられる。
経営理論は豊富だが実務経験のない白面書生な経営者では、現場の課題に対応できなかった。
宋代(960年〜1279年)
宋史/朱子語類
学問・教育
中級