先憂後楽

読み

せんゆうこうらく

意味

国家や民のことを先に心配し、自分の楽しみは後回しにすること。

由来

『論語』に基づく考え方で、孔子の政治思想を表す重要な概念の一つ。為政者は民の苦しみを我が事として先に憂い、自らの安楽は後にすべきという教え。特に、范仲淹の「先天下之憂而憂、後天下之楽而楽」(天下の憂いに先立って憂い、天下の楽しみの後に楽しむ)という言葉で知られる。この考えは、指導者の理想的な心構えとして広く受け継がれている。

使用例

新社長は先憂後楽の精神で経営に取り組み、従業員の待遇改善を自身の報酬削減によって実現した。

時代

春秋時代(紀元前551年~紀元前479年)

出典

論語

カテゴリー

政治・統治

難易度

上級

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