逆鱗に触れる

読み

げきりんにふれる

意味

君主の怒りを買うような重大な過ちを犯すこと

由来

この故事は、『後漢書』に記された、龍の逆鱗に関する故事に由来する。龍の首の下には逆鱗と呼ばれる逆さまの鱗があり、それに触れると龍は激怒して触れた者を殺すとされた。「逆鱗」は龍の逆さの鱗を、「触れる」は接触することを意味する。この表現は、君主の最も忌み嫌う行為や、絶対に侵してはならない禁忌を犯すことの危険性を警告する言葉として使われた。特に、為政者との関係において、重大な失態を犯すことの戒めとして広く知られている。

使用例

側近の不用意な発言が皇帝の逆鱗に触れ、重い処罰を受けることとなった。

時代

後漢(25年〜220年)

出典

後漢書

カテゴリー

政治・統治

難易度

中級

スポンサーリンク

他の故事成語を調べる

竜頭蛇尾

始めは勢いよく立派だが、終わりの方が尻すぼみになること。

千載一遇

千年に一度めぐってくるような、またとない良い機会。

知行合一

知識と行動が一致していること。知っているだけでなく、実際に行動に移すこと。

錦上添花

もともと良いものに、さらに良いものを加えること。

首尾一貫

初めから終わりまで一つの筋が通っていること

一陽来復

どんな暗い状況でも、必ず光明が訪れること

本末転倒

物事の順序や重要性が逆になっていること。

脱兎のごとく

素早く逃げ去ること。また、物事が非常に速やかに進むこと。

汗牛充棟

書物が非常に多いこと。また、物事が豊富で量が多いこと。

後顧の憂い

背後に対する心配や不安