後顧の憂い

読み

こうこのうれい

意味

背後に対する心配や不安

由来

この故事は、『史記』に記された故事に由来する。特に、秦の始皇帝が天下統一を目指す際、背後の脅威を取り除くことの重要性を説いた場面で使われた表現である。「後顧」は後ろを振り返ること、「憂い」は心配や不安を意味する。戦略上、前進する際に背後の安全を確保することの重要性を説く教訓として広く使われるようになった。特に、諸葛亮が「先ず内を安んじて、而る後に外を攻む」と述べたように、後方の安定を確保することの重要性は、古代中国の軍事思想の基本原則となった。

使用例

新規事業の展開に際し、既存事業の安定化を図ることで後顧の憂いを払拭した。

時代

秦代(紀元前221年〜紀元前206年)

出典

史記

カテゴリー

政治・統治

難易度

中級

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