雲散霧消

読み

うんさんむしょう

意味

物事が跡形もなく消えてなくなること。

由来

『史記』などの古典に見られる表現で、空の雲や霧が風に吹かれて跡形もなく消えていく様子から、物事が完全に消滅することを表す。自然現象の観察から生まれたこの表現は、特に権力や富、名声などの儚さを表現する際によく用いられた。また、問題や困難が完全に解消される様子を表現する際にも使われる。この言葉には、物事の無常観も含まれている。

使用例

長年続いた企業間の対立も、新しい経営陣の努力により雲散霧消し、協力関係を築くことができた。

時代

前漢時代(紀元前202年~8年)

出典

史記

カテゴリー

人間関係・処世術

難易度

中級

スポンサーリンク

他の故事成語を調べる

背水の陣

退路を断って決戦に臨む態勢のこと。最後の決意を固めて事に当たること。

一知半解

物事を中途半端にしか理解していないこと。

汗牛充棟

書物が非常に多いこと。また、物事が豊富で量が多いこと。

雲泥の差

物事の程度や価値の極めて大きな違い。

同病相憐

同じ境遇にある者同士が互いに同情し、いたわり合うこと。

当意即妙

その場の状況や相手の意図をすぐに理解して、適切な対応をすること

鬼哭啾啾

悲しげな泣き声や鳴き声が響き渡る様子

河清を俟つ

実現の見込みのない物事を待ち望むこと

独立独歩

他人に頼ることなく、自分の信念に従って行動すること

首鼠両端

どちらにつこうか迷って決断できないさま