うんさんむしょう
物事が跡形もなく消えてなくなること。
『史記』などの古典に見られる表現で、空の雲や霧が風に吹かれて跡形もなく消えていく様子から、物事が完全に消滅することを表す。自然現象の観察から生まれたこの表現は、特に権力や富、名声などの儚さを表現する際によく用いられた。また、問題や困難が完全に解消される様子を表現する際にも使われる。この言葉には、物事の無常観も含まれている。
長年続いた企業間の対立も、新しい経営陣の努力により雲散霧消し、協力関係を築くことができた。
前漢時代(紀元前202年~8年)
史記
人間関係・処世術
中級