知行合一

読み

ちこうごういつ

意味

知識と行動が一致していること。知っているだけでなく、実際に行動に移すこと。

由来

明代の儒学者・王陽明が提唱した思想から生まれた言葉。王陽明は「知は行の始めであり、行は知の完成である」と説き、知識と実践は本来一体のものであると主張した。単に物事を知っているだけでは意味がなく、その知識を実際の行動に移してこそ真の理解が得られるという考えを示している。この思想は、実践の重要性を説く教えとして、後世の教育や修養の場面で広く影響を与えることとなった。

使用例

環境問題への意識は高いと言いながら実際の行動が伴わない人が多い中、彼は知行合一を実践し、具体的な環境保護活動に取り組んでいる。

時代

明代(1472年~1529年)

出典

傳習録

カテゴリー

道徳・倫理

難易度

上級

スポンサーリンク

他の故事成語を調べる

優柔不断

決断力がなく、態度がはっきりしないこと

破釜沈船

退路を断って決戦に臨むこと。後戻りできない決意を示すこと。

虎穴に入らずんば虎子を得ず

危険を冒さなければ大きな成果は得られないということ。

借虎威

他人の権威や力を借りて、自分の利益を図ること。

縦横無尽

自由自在に活動すること。思いのままに振る舞うこと。

有名無実

名目だけあって実体が伴わないこと。

巧言令色

うわべだけが美しく、内実の伴わない言動。

蝸牛角上の争い

取るに足らない小さなことで争うこと。

角を矯めて牛を殺す

些細な欠点を直そうとして、かえって大きな害を及ぼすこと

五里霧中

物事の真相や行方が分からず、途方に暮れている状態。