一陽来復

読み

いちようらいふく

意味

どんな暗い状況でも、必ず光明が訪れること

由来

この故事は、『易経』の復卦(ふっか)に由来する。復卦は、地下に一つの陽の気が生じ始める状態を表している。冬至を過ぎると、最も陰が極まった後に、再び陽気が生じ始める。これは自然の道理であり、同時に人事における希望の象徴とされた。「一陽」は最初の陽の気を、「来復」は戻ってくることを意味する。特に、宋代の程頤は「天地の間、陽気は常に存す」と解釈し、どのような困難な状況でも、必ず回復や好転の機会が訪れるという哲学的な意味を強調した。この考え方は、逆境における希望の象徴として、多くの人々に支持された。

使用例

長期の不況で苦しんでいた企業も、新製品のヒットにより一陽来復の兆しが見え始めた。

時代

周代(紀元前1046年〜紀元前256年)

出典

易経

カテゴリー

人間関係・処世術

難易度

上級

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