沐猴而冠

読み

もっこうじかん

意味

才能もないのに高い地位についている者への批判。

由来

『史記』に記された故事。猿に冠をかぶせても所詮は猿であるという意味から、地位や身分に相応しくない者が高位についていることを皮肉る表現として使われる。この故事は、特に能力や資質が伴わないにもかかわらず、高い地位に就いている者への痛烈な批判として用いられる。当時の政治的腐敗や、実力のない者が権力を握る状況を批判する際によく使われた。

使用例

能力不足の管理職が増え、社内では沐猴而冠と揶揄する声が密かに広がっている。

時代

前漢時代(紀元前202年~8年)

出典

史記

カテゴリー

政治・統治

難易度

上級

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