十年一日

読み

じゅうねんいちじつ

意味

長い間、少しも変わらないこと

由来

この故事は、『論語』に記された孔子の言葉に由来する。孔子は学問や修養において、長期にわたって一貫した努力を続けることの重要性を説いた。「十年」は長い期間を、「一日」は変わらない状態を表している。特に、孔子は弟子の子貢に対して、学問の道は一日のように変わることなく、十年もの間継続して取り組むべきだと教えた。この表現は、後に物事の不変性や継続性を表す言葉として広く使われるようになった。特に、変化や進歩のない停滞した状況を批判的に表現する際にも用いられる。

使用例

その企業の経営手法は十年一日のごとく変わらず、時代の変化に対応できていない。

時代

春秋時代(紀元前771年〜紀元前476年)

出典

論語

カテゴリー

学問・教育

難易度

中級

スポンサーリンク

他の故事成語を調べる

一目瞭然

一見しただけですべてが分かること

望梅止渇

望みを持つことで一時的に苦しみを忘れること。

船に刻して剣を求む

場当たり的な対応で、状況の変化を考慮しない愚かな行為

小心翼翼

非常に慎重で用心深いさま

鬼哭啾啾

悲しげな泣き声や鳴き声が響き渡る様子

歓天喜地

この上なく喜ぶこと

人事を尽くして天命を待つ

自分の努力を尽くした上で結果を天に委ねること

大器晩成

優れた人物や立派な人物は、成熟するのに時間がかかること。

出藍の誉れ

弟子が師を超えること。または、子が親の能力や業績を超えること。

白面書生

学問はあるが実務経験の乏しい若い知識人