五風十雨

読み

ごふうじゅうう

意味

世の中が良く治まり、平和で豊かな様子

由来

この故事は、古代中国において理想的な政治状態を表す言葉として使われた。『書経』には、「五日に一度の適度な風と、十日に一度の適度な雨」という気象条件が、最も農作物の生育に適しているとされている。これは単なる気象条件を超えて、為政者の徳が天に通じ、その結果として自然が理想的な状態になるという思想を表している。特に、周の成王の時代には、この「五風十雨」の状態が実現し、国家が大いに栄えたとされる。この考えは、儒教的な政治理念における「天人相関」思想の具体例として重視された。

使用例

新市長の政策により、市民生活は五風十雨の安定を取り戻し、地域経済も活性化した。

時代

周代(紀元前1046年〜紀元前256年)

出典

書経

カテゴリー

政治・統治

難易度

上級

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