こちょうのゆめ
人生の真実と幻想の区別の難しさ。また、物事の相対性。
『荘子』に記された故事。荘子が蝶になる夢を見て、目覚めた後、自分が蝶になった夢を見たのか、それとも今、蝶が自分になった夢を見ているのか分からなくなったという哲学的な物語。この逸話は、現実と夢、真実と幻想の境界の曖昧さを示す寓話として知られ、人生の真理や認識の本質について深い洞察を提供している。また、物事の相対性や主観性を説く際にも用いられる。
仮想現実技術の発達により、現実と仮想の境界が曖昧になりつつある状況は、まさに胡蝶の夢を想起させる。
戦国時代(紀元前369年~紀元前286年)
荘子
道徳・倫理
上級