ぎしんあんき
根拠のない疑いを抱いて、それにとらわれること。
唐代の詩人・白居易の「疑心生暗鬼」という詩句に由来する。ある夜、寺院に泊まった旅人が、夜中に何かの物音を聞いて強盗か泥棒ではないかと疑い、恐怖に怯えた。しかし、朝になってみると、それは風に揺れる簾(すだれ)の音に過ぎなかったという故事。人は不安や疑いを抱くと、存在しないものまで見えてしまうという教訓を表している。この故事は、根拠のない疑いや不安が人の心を支配し、正常な判断を曇らせてしまう様子を描いている。
新入社員が上司の何気ない一言に過度に反応し、疑心暗鬼になって仕事に支障が出始めている。カウンセリングを勧めることにした。
唐代(618年~907年)
白居易の詩文
人間関係・処世術
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