しゅそりょうたん
どちらにつこうか迷って決断できないさま
この故事は、『史記』に記された戦国時代の逸話に基づいている。燕の将軍である子之は、自国の権力を握ろうとして謀反を企てたが、反対勢力も強く、なかなか決断できずにいた。この様子を、鼠が穴から顔を出そうとしては引っ込め、また出そうとしては引っ込める動作に例えた。「首」は頭を、「両端」は二つの方向を意味し、優柔不断に態度を決めかねる様子を生き生きと表現している。この逸話は後に、決断力の欠如や優柔不断な態度を批判的に表現する言葉として定着した。
重要な投資案件を前に、経営陣は首鼠両端の態度を続け、好機を逃してしまった。
戦国時代(紀元前475年〜紀元前221年)
史記
人間関係・処世術
上級