面従腹背

読み

めんじゅうふくはい

意味

表面上は従うふりをしながら、内心では反抗すること

由来

この故事は、春秋時代の呉越の抗争に由来する。越王勾践は呉王夫差に敗れ、臣下として仕えることを強いられた。しかし、勾践は表面上は忠実な家臣を演じながら、内心では呉への復讐を誓っていた。范蠡や文種といった賢臣の助言を得ながら、20年にわたって屈辱に耐え、軍備を整え、最終的に呉を滅ぼすことに成功した。この故事は、表面上は従順を装いながら、内心では反抗の意志を持ち続けることを表す代表的な例となった。勾践は「臥薪嘗胆」として知られる苦難の末に復讐を遂げ、その過程での処世術として「面従腹背」が生まれた。

使用例

新入社員は上司の理不尽な要求に対して面従腹背の態度を取り、密かに転職の準備を進めていた。

時代

春秋時代(紀元前771年〜紀元前476年)

出典

呉越春秋

カテゴリー

人間関係・処世術

難易度

中級

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