破釜沈船

読み

はふちんせん

意味

退路を断って決戦に臨むこと。後戻りできない決意を示すこと。

由来

紀元前204年、項羽が軍を率いて秦軍と戦う際、黄河を渡った後、兵士たちに三日分の食料だけを持たせ、釜(炊飯器)を割り、船を沈めさせた。これにより、兵士たちは引き返すことができなくなり、前進あるのみとなった。その結果、必死の戦いで大勝利を収めることができた。この故事は、全ての退路を断つことで、決死の覚悟を示し、必ず成し遂げるという強い決意を表している。

使用例

新規事業の成功に向けて、会社員を退職し、全財産を投資に回した。まさに破釜沈船の覚悟で挑戦を始めた。

時代

戦国時代末期(紀元前204年)

出典

史記

カテゴリー

政治・統治

難易度

中級

スポンサーリンク

他の故事成語を調べる

和光同塵

自分の才能や徳を隠し、世間の人々に合わせること。

玉石混淆

良いものと悪いものが混ざり合っていること

美辞麗句

美しい言葉や表現。また、実質を伴わない華やかな言葉。

歓天喜地

この上なく喜ぶこと

優柔不断

決断力がなく、態度がはっきりしないこと

水清ければ魚棲まず

物事が完璧すぎると、かえってうまくいかないことがあるという教え。

燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや

小人物には大人物の志を理解できないということ。

魚目燕石

価値のないものを価値があるように見せかけること

出藍の誉れ

弟子が師を超えること。または、子が親の能力や業績を超えること。

疾風迅雷

非常に速く激しい様子