狡兎死して走狗烹らる

読み

こうとしして そうくあえらる

意味

目的が達成されると、それまで活用していた手段や人物が不要とされること。

由来

『史記』に記された故事。狡賢い兎が捕まると、それを追っていた猟犬は用済みとなって食べられてしまうという意味。一つの目的が達成されると、それまで重用されていた者が不要とされ、切り捨てられる状況を批判的に表現している。この言葉は、特に政治や組織における非情な人材の使い捨てを戒める教訓として使われる。

使用例

プロジェクト完了後、それまで重用されていた臨時スタッフが一斉に解雇される様は、まさに狡兎死して走狗烹らるの状況だった。

時代

前漢時代(紀元前202年~8年)

出典

史記

カテゴリー

人間関係・処世術

難易度

上級

スポンサーリンク

他の故事成語を調べる

一攫千金

一度の機会で大金を得ること。また、一挙に大きな利益を得ること。

暖衣飽食

衣食に困らない豊かな生活。

狐疑逡巡

疑い迷って決断できないこと。

画蛇添足

余計な事をして、かえって物事を台無しにすること。

風声鶴唳

非常に神経質になって、些細なことにも過度に警戒すること。

付和雷同

自分の考えを持たず、他人の意見や行動に追従すること。

虎視眈々

機会を狙って、じっと見張っていること。

首尾一貫

初めから終わりまで一つの筋が通っていること

朝令暮改

政令や方針がしばしば変更されること。優柔不断な政治への批判。

燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや

小人物には大人物の志を理解できないということ。