一罰百戒

読み

いちばつひゃっかい

意味

一人を罰することで、大勢の人々の戒めとすること。

由来

『韓非子』に記された法家の思想に基づく表現。一人の罪人を厳しく罰することで、多くの人々に対して教訓とし、同様の犯罪を防ぐという統治方法を説いている。特に秦の始皇帝の時代に重視された考え方で、法による支配の効果的な方法として推奨された。この考えは、見せしめによる教育効果を重視する思想を表している。厳罰による抑止効果を期待する政策の典型例として、現代でも引用される。

使用例

会社の機密情報漏洩に関与した社員の厳正な処分は、一罰百戒の効果を狙ったものだった。

時代

戦国時代(紀元前475年~紀元前221年)

出典

韓非子

カテゴリー

政治・統治

難易度

中級

スポンサーリンク

他の故事成語を調べる

会稽の恥

深く心に刻んで忘れない恥辱

悠悠自適

のんびりと気ままに暮らすこと。

宋襄の仁

過度に仁義にこだわるあまり実際的な対応ができないこと。

五里霧中

物事の真相や行方が分からず、途方に暮れている状態。

南船北馬

地域の特性に応じて適切な手段や方法を選ぶこと。

大器晩成

優れた人物や立派な人物は、成熟するのに時間がかかること。

鴻鵠之志

大きな志や抱負

唯々諾々

相手の言うことに何も考えずに従うこと。また、自分の意見を持たずに相手に従順なこと。

孤軍奮闘

援軍のない中で一人で奮闘すること

志操堅固

意志や節操が固く、変わらないこと。