いちばつひゃっかい
一人を罰することで、大勢の人々の戒めとすること。
『韓非子』に記された法家の思想に基づく表現。一人の罪人を厳しく罰することで、多くの人々に対して教訓とし、同様の犯罪を防ぐという統治方法を説いている。特に秦の始皇帝の時代に重視された考え方で、法による支配の効果的な方法として推奨された。この考えは、見せしめによる教育効果を重視する思想を表している。厳罰による抑止効果を期待する政策の典型例として、現代でも引用される。
会社の機密情報漏洩に関与した社員の厳正な処分は、一罰百戒の効果を狙ったものだった。
戦国時代(紀元前475年~紀元前221年)
韓非子
政治・統治
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