温文儒雅

読み

おんぶんじゅが

意味

物腰が柔らかで教養があり、優雅なこと

由来

この故事は、『論語』に記された孔子の理想的な人格者像に基づいている。「温文」は態度が穏やかで優しいことを、「儒雅」は儒者としての教養と品格を備えていることを意味する。孔子は弟子たちに、学問だけでなく、人格の完成を目指すことの重要性を説いた。特に、知識と徳性のバランスがとれた理想的な君子像として、この表現が用いられるようになった。後世の科挙制度においても、官僚に求められる重要な資質として重視され、単なる学識だけでなく、人格的な成熟度を評価する基準となった。

使用例

新任の学長は温文儒雅な人柄で、教職員からの信頼も厚く、大学改革を円滑に進めている。

時代

春秋時代(紀元前771年〜紀元前476年)

出典

論語

カテゴリー

道徳・倫理

難易度

中級

スポンサーリンク

他の故事成語を調べる

汗牛充棟

書物が非常に多いこと。また、物事が豊富で量が多いこと。

軽挙妄動

軽々しく思慮分別なく行動すること

瓜田に履を納れず

疑われるような行為は避けるべきということ

異口同音

みんなが同じことを言うこと

金城湯池

堅固な守りを固めること。また、難攻不落の防備。

木牛流馬

巧みな仕掛けや工夫。また、優れた発明や技術。

牛飲馬食

荒々しい飲食の様子。粗野な食べ方や大量の飲食。

五里霧中

物事の真相や行方が分からず、途方に暮れている状態。

韋編三絶

熱心に学問に励むこと。

金科玉条

絶対に守るべき規則や教え。また、それを形式的に守ろうとする態度。