白衣蒼狗

読み

はくいそうく

意味

世の中の移り変わりが早く、物事が一定しないこと

由来

この故事は、唐代の詩人・杜甫の詩「可嘆」に由来する。杜甫は雲の変化を詠んで「白衣」(白い衣のような雲)が「蒼狗」(青みがかった犬のような雲)に変わる様子を表現し、世の中の儚さや変化の速さを詠った。この表現は、雲の形が刻々と変化していく様子を通じて、人生や世界の無常観を象徴的に表現したものとして高く評価された。特に、栄枯盛衰の激しい政治の世界や、人生における運命の変転を描写する際によく用いられる。後世には、物事の変化の速さや、世態の移り変わりの激しさを表す代表的な表現として定着した。

使用例

政界の勢力図は白衣蒼狗の如く変化し、かつての与党が野党に転落した。

時代

唐代(618年〜907年)

出典

杜甫詩集

カテゴリー

人間関係・処世術

難易度

上級

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