金科玉条

読み

きんかぎょくじょう

意味

絶対に守るべき規則や教え。また、それを形式的に守ろうとする態度。

由来

古代中国では、金と玉は最も価値のある宝物とされ、「科」は法律、「条」は規則を意味する。もともとは『漢書』に記された表現で、漢代の官吏が法律や規則を絶対的なものとして尊重していた様子を表している。その後、転じて守るべき規則や教えの比喩として使われるようになった。また、時には皮肉を込めて、形式的な規則の遵守にこだわりすぎる態度を批判する際にも用いられる。

使用例

古くからの社内規定を金科玉条のように扱い、時代に合わせた柔軟な対応ができない経営体制に、若手社員から不満の声が上がっている。

時代

前漢時代(紀元前202年~8年)

出典

漢書

カテゴリー

道徳・倫理

難易度

上級

スポンサーリンク

他の故事成語を調べる

換骨奪胎

物事の本質や内容を完全に作り変えること

孟母断機

子どもの教育に対する厳格な姿勢

暖衣飽食

衣食に困らない豊かな生活。

蝸牛角上の争い

取るに足らない小さなことで争うこと。

羊頭狗肉

見かけは良いが中身が粗悪なこと。また、実態が表向きの看板と異なること。

矛盾

物事の道理が互いに反することや、つじつまが合わないこと。

天衣無縫

完璧で少しの欠点もないこと。また、まったく技巧の跡が見えないほど自然であること。

閉月羞花

女性の類まれな美しさを表現すること。

千篇一律

多くのものが同じような形式や内容で変化に乏しいこと

酒池肉林

飲食を伴う極度の贅沢や放蕩。