一網打尽

読み

いちもうだじん

意味

一度の行動ですべてを片付けること。または、悪人などを一度に全て捕らえること。

由来

中国古代の漁法に由来する故事。大きな網を使って魚を捕まえる漁法から、一度の行動で多くのものを捕らえたり、事を成し遂げたりすることを表すようになった。『史記』などの古典にも、この表現が軍事行動や政策執行の文脈で使われている。特に、秦の始皇帝が反対勢力を一網打尽にしたという記述がある。一度の行動で完全な結果を得ることを意味し、効率的な行動や徹底的な対処を表現する際に用いられる。

使用例

警察の大規模な捜査により、詐欺グループのメンバーを一網打尽に逮捕することに成功した。

時代

秦代(紀元前221年~紀元前206年)

出典

史記

カテゴリー

政治・統治

難易度

中級

スポンサーリンク

他の故事成語を調べる

煮豆燃萁

兄弟や親しい間柄の者同士が争うこと。また、骨肉の争いを意味する。

独断専行

他人に相談せず、自分一人で判断し行動すること

雲散霧消

物事が跡形もなく消えてなくなること。

秋霜烈日

厳格で公平な態度。また、清廉潔白な人柄。

晴耕雨読

天気の良い日は畑を耕し、雨の日は読書をするという、質素で理想的な生活。

石火電光

物事が非常に速く移り変わること

四書五経

儒教の基本となる重要な古典

七転八起

何度も失敗や挫折を繰り返しながらも、その都度立ち直ること。

縦横無尽

自由自在に活動すること。思いのままに振る舞うこと。

雪中送炭

人が最も困っているときに助けること。