遠交近攻

読み

えんこうきんこう

意味

遠くの国と同盟を結び、近くの国を攻めること

由来

この故事は、戦国時代の外交戦略家・蘇秦の策略に由来する。蘇秦は、強大化する秦に対抗するため、「合従」策を提唱した。これは、秦から遠い国々と同盟を結び、秦に近い国々を攻めることで、秦の勢力拡大を防ぐ戦略であった。特に、燕・趙・韓・魏・楚・齊の六国による連合を形成し、秦を牽制することを目指した。この戦略は一時的に成功を収め、秦の東方進出を抑制することができた。「遠交」は遠方の国々との外交関係を築くこと、「近攻」は近隣の国々を攻めることを意味する。この故事は、後に国際政治における同盟関係の構築と、敵対勢力の制御という戦略的思考を表す代表的な表現として使われるようになった。

使用例

新興企業は遠交近攻の戦略を採用し、海外企業との提携を進めながら、国内の競合他社に対して積極的な市場戦略を展開した。

時代

戦国時代(紀元前475年〜紀元前221年)

出典

戦国策

カテゴリー

政治・統治

難易度

上級

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