角を矯めて牛を殺す

読み

かくをためてうしをころす

意味

些細な欠点を直そうとして、かえって大きな害を及ぼすこと

由来

この故事は、『韓非子』に記された寓話に由来する。宋の国の人が、愛牛の角が少し曲がっているのを気にして無理に矯正しようとした結果、牛を死なせてしまったという話である。「角を矯める」は些細な欠点を直そうとすることを、結果として「牛を殺す」という取り返しのつかない事態を引き起こすことを意味する。この故事は、完璧を求めるあまり、かえって本質的な価値を損なってしまう愚かさを戒める教訓として後世に伝えられた。過度の改革や矯正が、むしろ悪影響を及ぼす例として広く使われている。

使用例

経営改革と称して細かな規則を増やしすぎ、角を矯めて牛を殺すように、社員の士気を低下させてしまった。

時代

戦国時代(紀元前475年〜紀元前221年)

出典

韓非子

カテゴリー

人間関係・処世術

難易度

上級

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