千慮の一失

読み

せんりょのいっしつ

意味

賢明な人でも時には過ちを犯すことがあるということ。

由来

『三国志』などの古典に見られる表現で、千回の思慮深い判断の中にも一度の過ちはあり得るという意味。完璧な人間はいないことを説き、人の過ちに対する寛容な態度の重要性を説いている。特に、優れた人物であっても時には誤りを犯すことがあるという教訓として使われ、謙虚さと寛容さの必要性を説く際によく引用される。

使用例

ベテラン技術者の一つのミスが重大事故につながったが、千慮の一失として組織全体で再発防止に取り組んでいる。

時代

三国時代(220年~280年)

出典

三国志

カテゴリー

道徳・倫理

難易度

中級

スポンサーリンク

他の故事成語を調べる

破鏡再照

離ればなれになった夫婦が再び巡り会うこと。

玉石混淆

良いものと悪いものが混ざり合っていること

燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや

小人物には大人物の志を理解できないということ。

怒髪衝天

激しい怒りで髪が逆立つほど憤慨すること。

八面六臂

非常に優れた能力を持ち、多方面で活躍すること。

本末転倒

物事の順序や重要性が逆になっていること。

角を矯めて牛を殺す

些細な欠点を直そうとして、かえって大きな害を及ぼすこと

沐猴而冠

才能もないのに高い地位についている者への批判。

水魚の交わり

非常に親密な関係。切っても切れない深い結びつき。

和光同塵

自分の才能や徳を隠し、世間の人々に合わせること。