出処進退

読み

しゅっしょしんたい

意味

官位に就くか退くかの判断

由来

この故事は、『論語』に記された孔子の教えに由来する。「出処」は官位に就くか否かを、「進退」は進むか退くかを意味する。孔子は、君子は時と場合に応じて適切に判断し、官位に就くべきか退くべきかを決めるべきだと説いた。特に、為政者の道徳性や政治の方向性によって、仕官するか否かを判断することの重要性を強調した。この教えは、単なる出世や退職の判断ではなく、道義的な判断に基づく行動選択の重要性を説く言葉として広く受け入れられた。

使用例

政権交代に際し、多くの官僚が出処進退の判断を迫られた。

時代

春秋時代(紀元前771年〜紀元前476年)

出典

論語

カテゴリー

政治・統治

難易度

上級

スポンサーリンク

他の故事成語を調べる

竜頭蛇尾

始めは勢いよく立派だが、終わりの方が尻すぼみになること。

玉石混交

良いものと悪いものが混ざり合っていること。

禍を転じて福となす

不幸や災難を好機として活かし、幸福に変えること

覆水盆に返らず

一度起きてしまった事は取り返しがつかないこと。

同病相憐

同じ境遇にある者同士が互いに同情し、いたわり合うこと。

南船北馬

地域の特性に応じて適切な手段や方法を選ぶこと。

論功行賞

功績を評価して報賞を与えること

羊質虎皮

内面は柔弱だが外見は強そうに見せかけること。

荒唐無稽

でたらめで根拠のないこと

七転八起

何度も失敗や挫折を繰り返しながらも、その都度立ち直ること。