会稽の恥

読み

かいけいのはじ

意味

深く心に刻んで忘れない恥辱

由来

この故事は、春秋時代の呉越の抗争に由来する。越王勾践は呉王夫差との戦いに敗れ、会稽山で屈辱的な降伏を強いられた。しかし、勾践はこの恥辱を深く心に刻み、「臥薪嘗胆」の苦行を行いながら、国力の回復に努めた。「会稽」は屈辱を受けた地名を、「恥」は深い恥辱の念を表している。約20年の歳月をかけて軍備を整え、最終的に呉への復讐を果たした。この故事は、屈辱を忘れずに奮起する精神の象徴として後世に伝えられ、特に、困難や失敗を糧として成長する重要性を説く教訓として使われている。

使用例

若手時代の挫折を会稽の恥として胸に刻み、必死の努力を重ねた末に、ついに業界のトップに立つことができた。

時代

春秋時代(紀元前771年〜紀元前476年)

出典

史記

カテゴリー

努力・成功

難易度

上級

スポンサーリンク

他の故事成語を調べる

隔岸観火

自分とは関係のない他人の災難を、傍観者として見ていること。

適材適所

それぞれの人物の才能や能力に応じて、最も適切な職務や地位を与えること。

秋霜烈日

厳格で公平な態度。また、清廉潔白な人柄。

三顧の礼

人材を求めて誠意を尽くすこと。また、相手を深く敬う態度。

閉月羞花

女性の類まれな美しさを表現すること。

既往不咎

過去の過ちを問わないこと

笑面虎

表面は愛想が良いが、内心は狡猾で危険な人物のこと。

玉石混交

良いものと悪いものが混ざり合っていること。

臥薪嘗胆

大志を遂げるために苦労を重ね、耐え忍ぶこと。

天下泰平

世の中が平和で安定していること